Bushnell プリズムサイトの実力とは?

Bushnell プリズムサイトの実力とは?
Bushnell プリズムサイトの実力とは?
 

プリズムサイトは、ドットサイトより広い視界と、小さな筐体を両立する光学機器だ。この記事は、2019年発表のBushnell LIL Pをもとに、仕組みを解説する。

プリズムサイトの要点まとめ

  • プリズムサイトは、1倍のスコープと同じ仕組みを持つ光学機器
  • 視界が広く、近づいても離れても視界が極端に悪くならない
  • レティクルは、どの距離から見ても一定の大きさで見える
  • 接眼レンズの直径は約16mmで、T1・T2型より小さい
  • バッテリーでレティクルが光るため、暗闇でも使える
項目 内容
モデル名 TAC OPTICS RED DOT LIL P PRISM SIGHT
全長 58.4mm
重量 125g
対物レンズ/接眼レンズ 11mm/16mm
アイリリーフ 90mm
クリック値 1MOA(調整範囲は100+ MOA)
調光/電池 12段階/CR2032(テスト電池付属)

Bushnell LIL P Prism Sight
ドットサイトに取って代わる?プリズムサイトの実力とは

実銃での使用に耐えうる精度・耐久性を持つ実物光学機器ながら、抑えられた価格設定を実現し日本のサバゲーでも人気の高いBushnell社製品。ORGA AIRSOFTでも多くのモデルを取り扱い、非常に高評価を頂いている光学メーカーだ。

そんなBushnellの新モデルとして今夏登場したのが、ドットサイトとしては珍しいプリズムサイト「TAC OPTICS RED DOT LIL P PRISM SIGHT」だ。その特徴は、通常のチューブ型ドットサイトとは異なるレンズ効果を利用したことによる広い視界と、プリズムサイトならではの超コンパクト且つ軽量な筐体の2点に尽きる。

果たしてドットサイトとどのような違いがあるのか、その違いを見てみよう。

プリズムサイトとは、プリズムを使って像を結ぶ光学機器だ。そのため、構造としては、スコープに近い。

ここでは、視界の広さとサイズの2点に絞って、ドットサイトとの違いを確認する。

ブッシュネル

 

1倍レンズを通して見る広い視界

LIL P プリズムサイトは一見するとただのドットサイトだが、よくみると対物レンズがかなり小さく、普通のドットサイトとは違うことがすぐに分かる。さらに、接眼レンズを覗けば驚きの視界が待っている。

LIL P プリズムサイトはスコープの様な倍率拡大機構は持たないためジャンルとしてはドットサイトに当たるが、実際光学機器としての仕組みはスコープと同じである。言ってみれば1倍のスコープなのだ。そのため、レティクルはLEDのドットを反射させたものではなく、スコープのようなサークルドットを持つ。ただし、バッテリーによってレティクルを発光させることができるのでドットサイト同様に暗闇での運用も可能だ。

サークルドットとは、円と点を組み合わせたレティクルのことだ。そのため、LEDの点を映すドットサイトとは、見え方が異なる。

チューブ型ドットサイトとの視界の違い

1倍スコープの機構を持つと視界にどんな影響があるのかというと、レンズを覗いた時の視界の広さが何よりのメリットとなる。チューブ型ドットサイトではどうしても筐体の厚みや対物レンズの遠近感によって、筒の向こう側の視界が狭くなってしまう。LIL P プリズムサイトでは筐体の中で、小さな対物レンズで捉えた像を接眼レンズで肉眼と同じ倍率まで拡大して目に投影するため、通常のドットサイトほど筐体の厚みも気にならず、レンズ内そのものの視野が非常に広いのが特徴だ。

たとえば、チューブ型では、筒の向こう側が狭く見えやすい。一方で、プリズムサイトは、筐体の厚みが気になりにくい。

プリズムサイトの視界

アイリリーフとレティクルの見え方

倍率は1倍のため見える像は肉眼とさほど変わらず、多少の視差はあってもドットサイトの様に両目を使って違和感なくサイティングすることができる。また、公称値としてアイリリーフ距離が90mmと設定されてはいるが、実際その距離より近づいても離れても視界が極端に悪くはならず、またどの距離から見てもレティクルが一定の大きさで見えるというのも大きなメリットだ。写真ではレティクルが小さく写るが、実際に肉眼で見るとしっかりとした大きさでサイティングしやすい。

アイリリーフとは、目とレンズの適正な距離のことだ。そのため、この距離に余裕があると、構えが多少ずれても像を捉えやすい。

また、レティクルの大きさが一定なら、狙う位置を見失いにくい。さらに、両目を開けたまま狙えるので、周囲の状況も把握しやすい。

 

プリズムサイトだから実現できた最小サイズ

LIL P プリズムサイトのもう1つの特徴は何と言ってもそのサイズだろう。チューブ型ドットサイトでは最小の部類に入るT1・T2型と比べてもLIL P プリズムサイトはかなりの小ささを誇る。

T1・T2型は、チューブ型ドットサイトの中でも小型で知られる。それでも、LIL Pは、さらにひと回り小さいという。

接眼レンズ直径はわずか16mm程度で、レンズ効果による広大な視界のおかげでチューブ径をかなり絞れたことがそのコンパクトさの恩恵に繋がっている。

付属する専用マウントもハイマウント、ローマウントともに軽量素材・設計で、エアガンに載せてもその重量を感じることなく取り回すことができるだろう。

エアガンは、載せる光学機器が重いと、取り回しにも影響する。そのため、軽量なモデルは、実用面でも扱いやすい。

プリズムサイト

コンパクトドットサイト
通常の小型ドットサイトとの大きさ比較。

 

TAC OPTICS RED DOT LIL P PRISM SIGHTのスペック

・全長:58.4mm
・重量:125g
・対物レンズ:11mm
・接眼レンズ:16mm
・マルチコートレンズ
・アイリリーフ:90mm
・クリック値:1MOA
・調整範囲:100+ MOA
 ※MOAは100ヤード(91.44m)先で1インチ(25.4mm)となる角度(大きさ)
・100% 耐水、防曇、耐衝撃
・12段階調光:使用電池 CR2032(テスト電池付属)

MOAとは、角度の単位だ。そのため、クリック値が1MOAなら、100ヤード先で約1インチ動く計算になる。

 

プリズムサイト

 

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プリズムサイトに関するよくある質問(Q&A)

Q. プリズムサイトとは何ですか?

プリズムを使って像を結ぶ光学機器だ。また、LIL Pは倍率1倍で、仕組みはスコープと同じである。

Q. ドットサイトと何が違いますか?

レティクルが、LEDの反射ではなく、スコープのようなサークルドットである。さらに、視界が広いという特徴もある。

Q. 暗い場所でも使えますか?

使える。バッテリーでレティクルを発光させられるので、ドットサイトと同様に運用できる。

Q. アイリリーフは、どのくらいですか?

公称値は90mmだ。ただし、実際には近づいても離れても、視界が極端に悪くならない。

Q. サイズは、どのくらい小さいのですか?

全長は58.4mm、重量は125gで、接眼レンズの直径は約16mmだ。また、T1・T2型と比べても小さい。

Q. 使用する電池は何ですか?

CR2032だ。また、12段階の調光に対応し、テスト電池も付属する。

Q. マウントは付属しますか?

ハイマウントとローマウントの両方が付属する。そのため、載せるエアガンに合わせて選べる。

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